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ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ

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 「ポケットモンスター」の劇場版シリーズも今年で何年目になるのだろう。 人気を少しも尾と得ることなくどんどん子供たちのハートをつかみ,注目を浴びている、いわば国民的アニメといっても過言ではないだろう。 日本だけでなくアメリカにも進出するほどなのだからすごい。 この作品も子供たちに向けたアニメーション映画ではあるが個人的に言わせてもらえば大人でも中々楽しめると思う、というか最近のアニメーション映画というのは子供向けに作られているものであっても、日本で言えば「ドラえもん」や「クレヨンしんちゃん」などがそうであるようにあらゆる世代で楽しめるというのが特徴であるように感じられる。 もう十年はゆうに過ぎているだろうか、はじめはゲームソフトとして発進した「ポケモン」がここまで人気をはくすとは当時は想像だにしなかった。 初めて見たのは第一作目「ミュウツーの逆襲」。 そしてなんとこの時ゲスト出演で出演されたのが市村正親であった、これは驚きである。 そして常連ゲストとしては山ちゃんこと山寺宏一さん、今回ももちろん出演されており しかも主要人物。 今も昔もダイナミックなアニメーション技術はすごい,これは劇場であるとなおさら迫力が増すというもの。 劇場でこのような楽しみ方ができるというのは実写映画だけだとばかり思ってきたがそうではなかった、これは日本のアニメーションならではの力なのだと思う。 最近ではCGもかなり駆使されているのでより臨場感が出るのだ。 回を重ねるたびに新しいモンスターが出てくるというのも楽しいところ。 今回は“蒼海の王子マナフィ”。 海の妖精のようである。 このような重要モンスターというのは力のある頼もしいものだったり、神秘的であったりする、「マナフィ」は後者に入るだろう。
 ゲスト出演はベッキー、眞鍋かをり、藤岡弘、ホリ。 どの人も声の演技がとても自然だと思う。 中には途中までわからないほどの実力の持ち主もいたりした。
 ポケモンレンジャー,ジャッキーは水の民の末裔たちとマナフィの卵を守り、マナフィのいるべき場所,海の宮殿へ無事送り届ける任務を遂行。 サトシ、タケシ、ハルカ、マサト、ピカチューは旅の途中,彼らと出会い大海原の冒険へと旅立つ。 これこそが話の舞台であり、大海原とそこに優雅に,そして自由に暮らしているポケモンたちを眺めるのも楽しいし 大海原への冒険の楽しさをここで伝えているように受け取れる。 サトシたたいの目の前にはいつも大きな壁と試練や使命が立ちはだかる。 一つは行く手を阻む悪役の存在。 海賊ファントムがそれである。悪役がいるからこそ主人公たちはより結束を強めたり成長したりする。 悪役あっての冒険ファンタジーであるとつくづく思うのだ。 「大きな壁や試練=海賊ファントム」という理屈は正しい。  主題歌である「守るべきもの」は映画のテーマそのものなのだと思う (ハルカとマナフィとのふれあいに感動だ)。 そこで描かれるのはやはり子供たちへの熱いメッセージ(先も述べた,大海原への冒険の楽しさというのがその一例ではないだろか9。 そのメッセージをを心に刻むことで心がちょっと豊かになったり子供たちにすれば成長へ一歩前進させるものなのかもしれない。 

by jd69sparrow | 2006-07-18 17:56 | 映画タイトル は行